2020/12/17

キニンガー Kieninger製ホールクロックの修理

とても見ごたえある時計の修理を預かりました!IMG_6569

この時計はキニンガー Kieninger(ドイツ製)のホールクロックで特徴として

  1. 錘の巻止装置
  2. 3曲から選べるチャイム
  3. 夜間なり止め装置(夜10時~朝7時まで)
  4. 打ち金がパイプを打ち鳴らしてメロディを奏でる

以上が挙げられます

ホールクロックを修理する上で共通して難しいのが、部品点数がとても多いので、歯車の組み合わせ、部品摩耗の確認、それぞれの装置の始動位置などを見極め、分解、組み立てを行っていくところに非常に集中力を要します。

 

この見極めを怠ると、直して1週間ほどはうまく動いても、そのあと何かしらの問題で再び動かなくなってしまったり、時間が極端に遅れたりする異常が残ってしまいます。

その話を台にしまして、この時計を見ますと、上で挙げた4点の豊富な機能を備えておりますので、なおのこと部品の組み合わせや摩耗部品の確認など、多くの時間が修理にかかりました。

IMG_6572

さらにこの時計には部品として歯車の軸受けに人工ルビーが使用されており非常に神経を使いました^^;

(画像だと見えにくいかもしれませんが赤っぽくなっているのが人工ルビーです)

IMG_6582

現在は組み立てが終わり、調整期間に入りましたので時間の進み遅れ具合を日々確認しているところです!

IMG_6566

ここで宣伝を

当工房ではホールクロック修理のほかに主に機械式の掛け時計置時計の修理やからくり時計、クォーツムーブ(電池式)の掛け時計、置時計の修理なども承っております!

ここのところ増えてきております依頼が、ゼンマイを巻くのが大変なので機械式時計を電池式ムーブに変えてほしいという依頼が増えております!

古い時計を受け継いだ方、次世代にも大事に使ってもらいたいというお客様からの要望で電池式ムーブに交換することもあります。こちらの記事をお読みになられた方の中にもし気になる方が居られましたら、当工房にて承っておりますので相談だけでも結構ですので、ご連絡いただけたらと思います!